2008年11月10日

女衒ども心せよ

すんごい久しぶりに更新。この間ほとんど本読んでません:D

日曜日、古本屋で文庫本を何冊か買う。心境の変化もあってか本谷有希子『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』(講談社文庫)のような今までだったらゼッタイ買ってなかったろうなと思うようなものも買ってしまう。

巻末解説で高橋源一郎は「1980年代にも幾人かの劇作家が小説に手を染めたがそれは戯曲の言葉遊びを小説に持ち込んだだけだった」というような意味のことを書いて本谷らの世代と対比しているのだが。

そりゃたしかに唐十郎や野田秀樹の小説は言葉遊びがメインだったかもしれないけど、つかこうへいは違うだろと思う。