今ふと気がついた。というか今まで気がつかなかったのだが。
創元推理文庫の表紙をめくると最初のページに横書きで、その本の「あらすじ」とか紹介文が載っている。裏表紙にある文章とほとんど同じなんだけど細かい言い回しは微妙にちがう、ものによっては全然ちがってたりするやつ。
あれがどうも、今のところ2冊ばかりでしか確認していないのでさだかではないのだけれど、読点に「,」つまりカンマを使っているようなのだ。
たしかに理数系の書籍などでは「,」が主流だと思われるが、創元推理文庫のような主に小説を扱うシリーズでは珍しいのではないだろうか。
さらに珍妙なのは、読点に「,」を使うなら句点には「.」つまりピリオドを使うのが普通だろうに、創元の説明文の場合、句点のほうには「。」つまり「まる」が使われているのだ。
ホント変な出版社だな(笑)